日本リユースシステムは、創業以来「三方よし」を企業理念に掲げ、未来の子ども達が安心して生活できる持続可能な社会を実現するため、事業を通して社会問題を解決するソーシャルビジネスを展開しています。
弊社では、持続可能な仕組みでビジネスと社会貢献を連動させる事がSDGsであると定義し、「古着deワクチン」を筆頭に様々なSDGs事業を生み出してまいりました。
私たちは、国連が提唱するSDGs(Sustainable Development Goals: 持続可能な開発目標)に賛同し、これからも企業理念を根底に、循環型社会の構築を目指す「捨てるなら(全ての不用品・廃棄物)、活かしてみせよう、何処までも」という企業行動憲章のもと、世界中の笑顔を増やし、持続可能な社会の実現に向けて積極的に取り組んでまいります。
弊社のSDGs達成に向けた取り組みは、
外務省のホームページにSDGsに取り組む企業の一例として紹介されました。
古着deワクチンは、一般家庭や企業・団体に眠る「捨てるのには忍びない」衣類や服飾雑貨のお片づけやリユースを通して、開発途上国での雇用創出や、世界の子ども達の福祉などに貢献するサステナブルな事業(サービス)です。
2019年には、持続可能なビジネスモデルと長年の社会貢献が評価され、「第3回ジャパンSDGsアワード」にて特別賞(SDGsパートナーシップ賞)を受賞しました。
古着deワクチンは、ポリオで苦しむ子どもが1人もいなくなる世界を目指しています。国内外にわたるこの取り組み全体で、直近では累計800万人分のワクチン寄付を目標に、様々なパートナーと連携して推進してまいります。
古着deワクチンを利用されるお客様には、国内の福祉作業所で製造した専用お片づけキットをお届けしています。本事業により、障がいを持つ方の安定したお仕事や職業訓練に繋がっています。
古着deワクチンで集まった衣類等は、開発途上国での雇用やビジネス創出のために、カンボジアやモンゴルといった国へ輸出し、現地店舗などでリユース販売しています。 カンボジアの古着deワクチン 直営店舗では、ポリオ(小児麻痺)による後遺症や障がいを持つ方を積極的に雇用し、仕事を通して支援を受ける側から自立できるようサポートしています。
古着deワクチンでは、世界の子ども達の命を救うために認定NPO法人 世界の子どもにワクチンを 日本委員会を通し、ポリオワクチンを寄付しています。(1キット=5人分のワクチン) これまでに累計で7,724,333人分のワクチンを寄付しました。(2024年10月31日時点※関連事業含む)
古着deワクチンを通してお贈りいただく衣類は、全量海外へ輸出し、リユースという形で有効活用しています。 これまでに累計で57,669,300着分を再利用し(2024年10月31日時点※関連事業含む)、廃棄物と廃棄時に発生する温室効果ガスの削減に貢献しています。
古着deワクチンは、年齢や性別、国、個人や企業(団体)を問わず様々な方に「衣類のお片づけ」というアクションを通して、社会で起きる問題を知る機会を提供すると共に、連携してSDGsのゴール達成に貢献しています。
古着deワクチンは取組み開始から10年を迎え、新たな挑戦として、日本の皆様からお送りいただいた大切な⾐類等を販売・選別・再輸出する為の直営センターをカンボジアにオープンしました。
このセンターでは、地元のお客様への販売、カンボジア国内の小売業者等への卸売り、世界中へ再輸出するための選別業務を⼀挙に担っており、1週間で約5万点の⾐類が入れ替わる仕組みで、世界⼀の衛⽣環境、美しさを兼ね備えた世界初の事業展開に挑戦します。
センターで働く現地スタッフは、ポリオによる障がいを持つ方を中心に雇用しています。また、小売りで衣類等が1点売れるごとに、1ポリオワクチンが寄付される仕組みを設けることで、障がいを持っていても元気に働き、本センターの仕事を通して⾃⽴し、支援を受ける側から⽀援をする側になり、持続的な⽀援の輪をさらに広げることを目指しています。
古着deワクチンは取組み開始から10年を迎え、新たな挑戦として、日本の皆様からお送りいただいた大切な⾐類等を販売・選別・再輸出する為の直営センターをカンボジアにオープンしました。
このセンターでは、地元のお客様への販売、カンボジア国内の小売業者等への卸売り、世界中へ再輸出するための選別業務を⼀挙に担っており、1週間で約5万点の⾐類が入れ替わる仕組みで、世界⼀の衛⽣環境、美しさを兼ね備えた世界初の事業展開に挑戦します。
センターで働く現地スタッフは、ポリオによる障がいを持つ方を中心に雇用しています。また、小売りで衣類等が1点売れるごとに、1ポリオワクチンが寄付される仕組みを設けることで、障がいを持っていても元気に働き、本センターの仕事を通して⾃⽴し、支援を受ける側から⽀援をする側になり、持続的な⽀援の輪をさらに広げることを目指しています。
様々な理由により、日本での行き場をなくし廃棄される着物や帯を、サーキュラーエコノミー(循環型経済)の視点から価値や形、用途変え、国内外でアパレルやハンドメイド用の生地素材(商品名:Kimono Upcycle Cloth「ohariko」)として活かすアップサイクル事業です。
2020年には、弊社が社員に行うSDGs教育や、お針子事業を通して廃棄物の減少や温室効果ガスの削減につながり、SDGsの達成に貢献している点が評価され、「環境 人づくり企業大賞2019」で環境大臣賞(最優秀賞)を受賞しました。
日本には約8億点もの着物や帯が眠っているとされています。お針子事業の取り組みにより、これらの着物や帯を再び活かし、形や価値を変え日本の優れた文化や技術を海外へ、そして未来へ伝えてまいります。
Kimono Upcycle Cloth「ohariko」の製造では、モンゴル国や日本の障がいを持つ方や、貧困世帯の女性や若者と積極的に連携しています。日本の伝統技術「洗い張り」を応用し、誰でも簡単に生地を製造できるようにすることで、彼らの社会参加や生計の安定に貢献しています。
お針子事業では、国内外の服飾学校へ通う学生に向けて出張授業を行っています。授業内でアパレル業界を取り巻く問題を伝えることで、学生の社会問題や環境に対する意識を高めつつ、着物や帯を通して日本や海外の文化を知る機会を提供しています。
本事業を通して、2017年1月から累計で415,320着もの着物や帯を捨てることなく、「生地素材」として活かしてきました。それにより、廃棄物の削減と共に、処理時に発生する温室効果ガスを削減し、環境上の悪影響を軽減することができました。
着物・帯の素材活用とアップサイクルによる「資源循環」により、新品生地の製造に伴う染料、化学薬品、排水等を削減できることから、水資源や生態系の保全に繋がります。また、エシカルの観点からも、1着の着物を作るために数千の蚕が作り出した絹を無駄にすることなく活用しています。
日本やモンゴル、ドイツなど様々な国で、障がいを持つ方、ハンドメイドユーザー、学生、企業など様々な背景を持つ方と連携して、お針子事業の取り組みを展開。着物や帯を生地利用する「消費」を通して、たくさんのユーザーがSDGsに参加しています。